BABY&Meの抱っこひも。
勝手な僕の未来予想ですが、近いうちに巨大抱っこひもブランド「エルゴ」を超える存在になるのではないかなと思ってます。
現在、我が家でも使用しているBABY & Meの「ONE – S」。本当に素晴らしいので順番に解説していきますね。
1. BABY & Me は「日本初のヒップシートキャリア」を開発したブランド
日本初のヒップシートキャリア
まずはBABY & Meという会社について。
2016年4月に日本で初めてとなる「ヒップシートキャリア」を誕生させたブランドです。
BABY & Meのブランドプロデューサーでもある板井徹さんの話によると、偶然街で見かけた海外ブランドのヒップシートキャリアを目の当たりにして、とても感動したことが開発のきっかけになったとか。
それを日本人の体型に合うように改良を重ねてこんにちに至るというわけです。おそらく。
それにしても、普段使う抱っこひもが日本のメーカーだと安心感もありますし、個人的な思いとして「サイベックス」や「エルゴ」などの海外ブランドはかっこいいですしもちろん素晴らしい商品ですが、やはり日本のブランドの台頭は素直に嬉しいですし応援したくなります。
以下、公式サイトよりブランドプロデューサー板井徹さんの言葉です。ぜひ読んでみてください。
2014年に第一子が生まれ、最も快適に赤ちゃんを抱っこできる抱っこひもは?赤ちゃんが快適に過ごせる抱っこひもは?など、様々な視点で抱っこひもを探して比較検討した抱っこひもは10点を超えていました。そのような時、街中で偶然にも目の前を通り過ぎた見たことのない抱っこひも。これが、ヒップシートキャリアとの出会いでした。
思わず装着していた方に声をかけてしまい、ブランド名をメモしたことを今でも鮮明に覚えています。そしてすぐに、その海外ブランドのヒップシートキャリアを取り寄せ試着した感動は驚きでした。
「これほど抱っこが、ラクに快適にできる抱っこひもがあったなんて」その感動と共に、湧き上がってきたのは
「あれほど探したのに、こんなにも良い抱っこひもにたどり着けなかったなんて…」
「この感動をもっと、みんなに広めたい」
この抱っこひもがあれば、抱っこひもがもっと快適に赤ちゃんとの生活が楽しく、ママパパが絶対に楽になる!という気持ちでした。そして、まず行動を起こしたのが、私自身が購入した海外製ヒップシートキャリアの代理店でした。
これが2015年夏のことです。
BABY & ME
そして半年も経たないうちに、「もっと、日本人の体型に合った使いやすいものにしていきたい!」という気持ちが溢れてきて、2016年4月26日に日本で初めてとなるヒップシートキャリアブランド「BABY&Me」を誕生させました。
これがBABY&Meのはじまりです。
赤ちゃんは1年で大きく成長します。低月齢の頃は、骨格をしっかりと包み込んで、密着して抱っこしてあげる事が大切です。ミルクをたくさん飲んで大きく成長したら、しっかりと重さを支えてあげる事が赤ちゃんやママパパの抱っこライフには重要となってきます。
BABY & ME
さらには、抱っこするシチュエーションによっても抱っこひもの使い方が変わってくる事も大きな気づきでした。
これが現在のBELKシリーズの誕生に繋がりました。新生児からパーツで切り替えて使用する新しいスタイルの抱っこひもの誕生です。
BABY&Meの抱っこひもは、成長に合わせて使用できるため、抱っこひもを2本、3本と買い足したりする事もなく、無理に合わない抱っこひもを我慢して使用する事もなくなります。
年齢ごとに替えていける
我が家もそうでしたが、「新生児用」と「大きくなった時」と、2つ購入したりする方も意外と多いのかなと思います。
BABY & Meはそうしたことがないように、「パーツを切り替えて使用し続けるスタイル」を開発した、とてもありがたい日本企業なんですね。
ひとり目の頃、「新生児用」と「大きくなった時」と、まさしく2つ所有していたころは「そんなもんなのかと思っていた」というのが正直なところで、あまり深く考えることなく買ってましたね。ましてや子どものことなので無いものは買うしかないよね、と。
2. BABY & Me 「BELK -S」と「ONE – S」シリーズについて
2種類のヒップシートキャリア
BABY & Meには「BELK – S(ベルクエス)シリーズ」と「ONE – S(ワンエス)シリーズ」の二種類のヒップシートキャリアがあります。
共に、ヒップシートが付いた抱っこひもですが、大きな違いは新生児期の使い方にあります。
「BELK – S シリーズ」の「firstセット」を選ぶことで新生児から付属のパーツで使用できます。
対して、「ONE – S シリーズ」は首がすわってからのヒップシートタイプになります。*新生児から使用したい場合は付属のパーツが必要です。
それから、3ヶ月ころ首がすわるようになってからすぐに「ONE -S」を購入して、6ヶ月になった今も使用しています。
3. BABY & Me ヒップシートキャリアの特徴
台座の構造と使い分け
BABY & MEの特徴といえば、見た目そのままに「ヒップシート」だと思うのですが、そこには科学的根拠に基づいたこだわりが存在しているようです。
軽量で強度の高いEPPフォームには、赤ちゃんをしっかりと支えながらも正常な姿勢を保つ設計が施されています。また、ママ・パパの下腹部に当たる部分には柔らかいウレタンフォーム素材が使用されているので圧迫感が軽減されるというもの。
そうした構造からも分かる通り、見た目のかわいさや、台座に乗せて抱っこが楽になるというだけじゃない配慮。
日本人の体型に合わせた設計
海外ブランドの抱っこ紐はデザイン力やシェアなどから、なんとなく購入する方も多いとは思いますが、やはりBABY & MEがそうした海外ブランドとの違いを出すためにも、日本人の体型に合わせた設計にこだわった点も特徴のひとつです。
一般的な腰ベルトタイプの抱っこひもとの比較においても、肩にかかる荷重(負担)が最大約32%軽減されることも実証されているとのこと。
確かに実際に使用している僕としても腰にぐっと巻き付けて装着するので楽だし、体格にあった使用感なのかもしれませんね。
4. BABY & Me のデザイン比較
デザイン比較
新生児用 BELK-S | BELK-S | ONE-S |
---|---|---|
BELK-S firstセット / ブラック ¥ 39,600(税込) | BELK-S / ブラック ¥ 29,700(税込) | ONE-S・LIGHTブラック ¥ 22,550(税込) |
BELK-S firstセット / デニム ¥ 39,600(税込) | BELK-S / デニム ¥ 29,700(税込) | ONE-S・LIGHTネイビー ¥ 22,550(税込) |
BELK-S firstセット / ダークグレー ¥ 39,600(税込) | BELK-S / ダークグレー ¥ 29,700(税込) | ONE-S・LIGHTチャコール ¥ 22,550(税込) |
BELK-S / ノースグリーン ¥ 29,700(税込) |
デザインは主にBELK-SとONE-Sの2種類になります。
BELK-Sにおいては「新生児用セット」と「通常用(首が座ってから)」に分かれていますが、デザイン自体はどちらもおなじものになります。
また、現在「ONE-S」に限り、公式サイトおよびAmazonでも商品が品切れ状態となっています。ただし、品切れと言ってもおそらく人気商品だから品切れなわけではなさそうです。(BELK-Sに絞っていく方向性なのかな?)
5. BABY & Me 受賞歴
受賞歴一覧
まずは、「BABY & Me 公式オンラインショップ」に掲載されている受賞歴をざっと見ていきましょう。
受賞 | 内容 / 評価 |
---|---|
ゼクシィBaby クチコミランキング 7期連続 第1位 ゼクシィBaby会員の妊婦さんに無料配布される『ゼクシィBaby 妊婦のための本』。年に2回開催される「人気育児ブランド クチコミランキング』は、先輩ママたちのアンケートによって決定されています。 BABY&Meは「首すわり前から長ーく使えるヒップシートキャリア」として2021年下半期ヒップシート付キャリア部門において第1位を獲得いたしました。 妊娠・出産・育児の情報サイト | ゼクシィBaby | |
BELK-S 2021年度グッドデザイン賞受賞 グッドデザイン賞は、デザインによって暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。デザインの優劣だけではなく、ものづくりをする上での創造性や、より良い社会環境を目指す思考力など、様々な視点から評価・顕彰されます。 2018年にグッドデザイン賞を受賞した「ONE-S」シリーズをさらにアップデートした「BELK-S」シリーズは、赤ちゃんの成長に合わせてパーツを切り替え、長期に渡り快適に使用できるという提案、パパママ育児を意識したニュートラルな素材や色の選定などが、今後のスタンダードとなっていくとの評価をいただき、2021年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。 グッドデザイン賞2021 | |
BELK-S 2021年度キッズデザイン賞受賞 キッズデザイン賞は、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」そして「子どもたちを産み育てやすいデザイン」というキッズデザインの理念を実現し、普及するための顕彰制度です。ここでいうデザインは、「意匠」などの狭義のデザインだけでなく、「制度」「取り組み」などの広義のデザインまで含めたものが評価の対象になります。 BABY&Meは2017年受賞の「ONE」2019年受賞の「BELK」をさらにアップデートし、新商品「BELK-S」で2021年度キッズデザイン賞を受賞いたしました。 キッズデザイン賞 | |
ゼクシィBaby クチコミランキング連続第1位 ゼクシィBaby会員の妊婦さんに無料配布される『ゼクシィBaby 妊婦のための本』。年に2回開催される「人気育児ブランド クチコミランキング』は、先輩ママたちのアンケートによって決定されています。 BABY&Meは2021年上半期ヒップシート付キャリア部門において第1位を獲得いたしました。2018年のONE-Sシリーズの受賞以降、6期連続の1位となっています。 妊娠・出産・育児の情報サイト | ゼクシィBaby | |
「抱っこひも満足度No.1」「ママ友に勧めたい抱っこひもNo.1 」獲得 『あなただけの子育てマガジンができる』日本最大級のWEBメディアcozre(コズレ)。簡単な会員登録で「お住まいの地域」「お子さまの年齢」に合わせた「あなたにぴったりの子育て情報」が自動的に届く優れものです。月間利用者は150万人を突破し、多くのママ達の「楽しい子育て」を応援しています。BABY&Meは、コズレ子育てマーケティング研究所による「2021年抱っこひもランキング(セカンド抱っこひも部門)」において、「抱っこひも満足度No.1」「ママ友に勧めたい抱っこひもNo.1 」のダブルタイトルを獲得いたしました。 子育ての喜びをもっと大きく!cozre | |
ゼクシィBaby クチコミランキング 3年連続1位 ゼクシィBaby会員の妊婦さんに無料配布される『ゼクシィBaby 妊婦のための本』。年に2回開催される「人気育児ブランド クチコミランキング』は、先輩ママたちのアンケートによって決定されています。 BABY&Meは2020年下半期ヒップシート付キャリア部門において第1位を獲得いたしました。今回の受賞は、2018年より3年連続の受賞となります。 妊娠・出産・育児の情報サイト | ゼクシィBaby | |
第13回ペアレンティングアワード受賞 ペアレンティングアワードは、育児雑誌メディアが中心となり、子育てにまつわるトレンド(ヒト・モノ・コト)を表彰し、信頼性が高くタイムリーな情報を提供するアワードです。 2017年発売のONEシリーズ受賞に続き、新生児パッド不要の「BELK.」は『抱っこひも初心者から買い替え派にも最適な万能キャリア』と評価をいただき、「2020年 第13回ペアレンティングアワード」を受賞いたしました。 ペアレンティングアワード | |
口コミ大賞2020年 秋 受賞 「ママリ」は、妊活・妊娠・出産・育児に関するアプリ、情報メディアを展開する国内最大級のママ向けサービスです。子育てをスタートしたママとその家族が、納得してお買い物できる未来のために。その取り組みが「ママリ口コミ大賞」です。 ”本当に使ってよかった”と思う商品・サービスについて、先輩ママからアプリ内で口コミ募集を実施し、口コミ件数と満足度を基準に支持が多かった上位商品を紹介しています。 BABY&Meのヒップシートキャリアは、「ママリ口コミ大賞2020 秋」のヒップシートブランド部門を受賞いたしました。 ママリ口コミ大賞 | |
ゼクシィBabyクチコミランキング連続第1位 正しい妊娠・出産の基礎知識やノウハウがわかり、ママになっていく毎日を楽しむための情報が満載のフリーマガジン「ゼクシィBaby 妊婦のための本」。 2020年7月より、簡単な会員登録で自宅へ配送されることになり、ますます便利に。豊富な内容で読者満足度はなんと95.4%です。 BABY&Meは、「2020年度上半期 先輩ママによる人気育児ブランド クチコミランキング」で、2019年上半期、2019年下半期に続き、ヒップシートキャリア部門の第1位を連続獲得いたしました。 妊娠・出産・育児の情報サイト | ゼクシィBaby | |
ゼクシィBabyクチコミランキング第1位 全国の産科婦人科で無料配布されている「ゼクシィBaby 妊婦のための本」。 正しい妊娠・出産の基礎知識やノウハウがわかり、ママになっていく毎日を楽しむための情報が満載のフリーマガジンです。 「2019年度下半期 先輩ママによる人気育児ブランド クチコミランキング」で、BABY&Meは「使い心地のよさが抜群」「長く使えるから嬉しい」と多くの支持をいただき、ヒップシートキャリア部門の第1位を獲得しました。 妊娠・出産・育児の情報サイト | ゼクシィBaby | |
2018年度グッドデザイン賞受賞 グッドデザイン賞は、デザインによって暮らしや社会をよりよくしていくための活動です。1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきました。 デザインの優劣だけではなく、ものづくりをする上での創造性や、より良い社会環境を目指す思考力など、様々な視点から評価・顕彰されます。 BABY&Meは、お子様の姿勢の健全性を保つことと、使用者の負担軽減を両立させるために、オリジナリティのある機能性の抱っこひもを開発した点や、デザインとテクノロジーの良い関係性を確立した点が評価され、2018年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。 グッドデザイン賞2018 | |
2,578人クチコミ総合1位 300万人のユーザーが利用する、赤ちゃんや子供とのおでかけ先や習い事、子供服から夜泣きまで出産以降を中心とした子育ての悩みを解決する、子育てナレッジシェアメディアにてクチコミアワードが開催。2,578名のママパパの評価をもとに、「総合評価ランキング」「人気部門ランキング」「肩や腰への負担が少ないランキング」「デザインランキング」の第1位~第3位までを発表されました。BABY&Meは総合評価1位、肩や腰への負担が少ない部門1位に選ばれました。 子育ての喜びをもっと大きく!cozre | |
ペアレンティングアワード受賞 「ペアレンティングアワード」とは、毎年、その年に話題を集めた「子育てにまつわるトレンド(ヒト・モノ・コト)」を表彰、その業績を讃えることで、さらなる発展を促し、日本がもっと子育てしやすい国になることを目的としています。ユーザーに信頼性の高いタイムリーな子育て関連情報を提供して、日本の子育てをもっと楽しく、自信を持って行えるように、環境を整えることも目的としています。 実行委員会を構成しているのは、多くのパパ・ママに支持される子育て雑誌です。アワードを通して各々が抱えるコミュニティに情報を発信、それを複数のメディアが協同で行うことで、単一メディアではなし得ない強力な発信力を実現します。 ペアレンティングアワード | |
キッズデザイン賞受賞 キッズデザイン賞は、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「創造性と未来を拓くデザイン」そして「子どもたちを産み育てやすいデザイン」というキッズデザインの理念を実現し、普及するための顕彰制度です。 乳幼児用品や玩具などの子ども向けの製品・サービスに限らず、大人向けのものでありながら、子ども目線を持った、良質な商品や施設、プログラム、調査研究活動などを対象として幅広く募集するもので、受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められます。 社会的、文化的な見地から公正な評価を与えたれた受賞作品は、その情報や成果とともに広く社会で共有し、今後の産業・研究活動と子ども環境の高度化を図ることを目的としています。 キッズデザイン賞 |
定番になる予感
とまあ、これだけ受賞している意味もわかりますね。
「デザインがかわいい」「お薦めしたくなる」「子育てがしやすくなりそう」という、ある意味この業界でのパワーワードをもれなく受賞という形で手に入れているようです。
ただ、現状のシェアや認知度でいうと、抱っこひもと言えばまだまだエルゴが定番なのだろうと思いますが、ここからさらに機能の改良なのかデザインの刷新なのかわかりませんが、どこかのタイミングでドン!といきそうな予感はします。
そのうち抱っこひもといえば。。。「BABY & ME」なんてことになるかもしれませんね。
6. BABY & Me ヒップシートキャリアのメリット・デメリット
7. BABY & Me の口コミ
8. まとめ